衣紋道とは・・・・
日本の装束は千年余りもの長い間、受け継がれてきた世界でも例のない衣服です。
装束を美しく威儀を整えて着装する技術を衣紋(えもん)と云い、鎌倉時代にその技術・作法が衣紋道(えもんどう)として確立されました。衣紋の創始者は後三条天皇の孫で源有仁と言われ、その技術は山科家と高倉家に代々受け継がれ、天皇陛下の即位の礼などの国家儀式や皇室行事など、有職故実に基づいた雅な世界が今に伝えられています。
着付けと礼法の最高峰である宮廷装束の十二単・束帯・直衣などに触れて、雅な宮廷の世界を、ぜひ体験して頂きたいと思います。